蜂網陸の誕生秘話

みなさんもご存じのとおり、蜂網陸(はちあみりく)は、型破りの原稿用紙(これを原稿用紙と呼べるのか)です。

 

六角形のマスに魚尾も無いという円形の紙ですから、一般の原稿用紙とは全く違います。

 

なので、どういう経緯でこれが開発されたのかをちょっと書いておきます。といっても、正直、思いつき(ひらめきと呼びたい)が起点ですけどね。

ハニカム構造

皆さん、ハニカム構造(リンク先はWikipedia)というのを聞いたことがありますか。

見た目の二次元でいうと、「蜂の巣」ですね。あの形です。

 

このハニカム構造は、非常に強力は構造だそうです。

このため、私が好きなルアーにも採用されています。衝撃に強い。

ハニカム構造のことは前々から知っていましたが、ルアーに採用されていることを知り、「あれ、立体じゃなくても平面を埋められるよね」となりました。

 

早速、デザイナーに相談

早速、デザイナーのhoririum氏に相談しました。「六角形のマスの原稿用紙はどうでしょう」と。

「またあ」という反応のあと、「平面を埋められるのは、三角形、四角形、六角形だけなんですよ」とのこと。さすが。

 

でも、もうこれで決まりです。早速、デザインをお願いしました。

 

予想を超えるデザイン

毎度のことですが、horirium氏は予想を超えるデザインを施してきます。

私は単純なので、「マスが六角形で、まるふで箋の全面が埋まっているもの」を単に想像しておりましたが、horirium氏がデザインしてきたものは、上の写真のとおりです。

 

まず、蜂。ハニカム構造は蜂の巣に代表されると上にも書きましたが、これをモチーフに持ってくるのはさすがです。

そして、蜂の巣なんだから、ハチミツが入っているだろ、ということで、蜂の↓の方のマスにはハチミツが入っているような網掛け。

 

この2つが入ることによって、単なる六角形のマスの原稿用紙という枠をすっかり超えてしまいました。

 

製造には問題なし

既に、焼網壹、焼網貮の製造実績がありましたので、製造には問題なしで進みました。もちろん、普通の断裁よりはヤレなどはどうしても起こるので、歩留まりは悪いです。が、それはリスクとして受入済みですからね。

 

皆さんの自由さ

発売してみると、「また変なもの作ったね。でもかわいいね」という反応をたくさんいただきました。

 

丸い原稿用紙の元祖であることは自負しておりますが、これに加えて、六角形のマスの原稿用紙の元祖にもなりました笑。

 

購入して使ってくださっている皆さんは自由です。縦、横、斜めといろいろな方向から書いていただいておりますし、丸いので少し傾けて書くなんてこともできたりします。

 

楽しんで使ってもらえれば、嬉しいです。

以上