飾り原稿用紙

一枚ずつ、手書きを愉しむ-飾り枠のついた原稿用紙

新色:金鶯錯(きんおうさく)

飾り原稿用紙の新色、金鶯錯を発売しました。

 

 今回の飾り罫デザインは、デザイナーのhoririum氏が得意とする「3次元要素」――実際には「錯視」
を狙っているため、4次元要素と言っても過言ではない――を取り入れています。

 

 周囲全体に錯視を用いており、裏に行くような、でも表に出ているような、不思議な感覚が得られます。また、魚尾の部分にも錯視を用いており、ペンローズの三角形をモチーフにしたものになっています。

 

当社ネットショップでは2017年4月1日に発売しました。

なお、詳細はプレスリリースをご覧ください。

飾り原稿用紙種類

飾り原稿用紙は次の7種類です。

黒雷公 波抹茶 桃雲流 蔓葡萄 港煉瓦 碧翡翠 金鶯錯

飾り原稿用紙 「碧翡翠」は、

 

2016年 第25回 日本文具大賞 デザイン部門 グランプリ

 

を頂戴しました。

飾り原稿用紙の特徴や仕様

罫線が飾り枠になっています

波抹茶を例にして、飾り枠を説明しましょう。


左の画像のように、原稿用紙の周囲に飾りがついています。この飾りをご覧になりながら、ぜひ、「文字を書くこと」を楽しんでいただきたいのです。


そして、良く見ていただくとわかりますが、5行毎、5列毎にカウントしやすいよう目印がついているのです。原稿の文字数計算の時などにご利用いただきやすいよう、工夫してあります。

サイズはA4、400字詰め、紙の種類、厚みなどの仕様

基本仕様

  • サイズ A4
  • 400字詰め(20行x20列)
  • 紙:キンマリSW、連量 28.5kg
  • オフセット印刷

基本仕様を選択したのは次の理由からです。

まず、A4を選択したのはA5サイズのノート、システム手帳などに挟めるようにしたかったことです。

紙は、監修者と相談して薄手の白色、万年筆などがよく滑るような感じを表現したかったため、この紙になりました。


誕生秘話

誕生秘話もぜひご覧ください。

監修者と設計者

監修者:小日向 京

文具ライター。『趣味の文具箱』(エイ出版社刊)に「旅は文具を連れて」「手書き人」を連載中。著書に『考える鉛筆』(アスペクト刊、2012年)。百貨店文具売場のアドバイザーも行い、日々の生活に彩りを添え、書きたい気分を高めるための文具使いを提案している。

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設計者:horirium

プロダクトデザイン、紙の造形、幾何学形態、手帳・文房具などの周辺に生息中。

 

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販売に関すること

価格

各色50枚入りパッケージ 480円(税別)

4色入りパッケージ(各色25枚ずつ、合計100枚入り) 950円(税別)

販売中

ネットショップをご覧ください。

販売店リストもご覧ください。

 

黒雷公

かちっとした雰囲気を出す

飾り原稿用紙「黒雷公」は、黒の飾り罫線がかちっとした雰囲気を出しています。

 

実際、原稿用紙ではあまり白地に「黒」は見かけません。多くはクリーム色などの地に、青の罫線やオレンジがかった罫線が多いのではないかと思います。

 

市場ではあまり見られない色の組合せです。

角と中程の外罫線

角のデザイン、用紙中程のデザインです。5行毎、5文字毎に罫線に、ピリオドのような区切りがついています。

黒雷公の記入例

黒雷公に、黒のインク-万年筆のF-で記入してみた例です。

(文字の汚さは、寛大な目でご覧ください)


黒のかちっとした、そして角が尖った罫線は、全体の印象が硬くて、まじめな感じを与えると思います。何か、かしこまった文章、硬い文章、その日が形式を重視した日だったりした時の日記、そんな時に使って欲しい飾り原稿用紙です。


この例では、当社代表が過去上梓した書籍の原稿にあったコラムのようなコーナーを書き写してみました。少し硬めの内容の書籍ですので、この黒雷公の飾り原稿用紙がぴったりではないでしょうか。


皆様も、少し硬い日にはこんな原稿用紙で日記などいかがでしょうか。

波抹茶

緑は自然と落ち着きを感じさせる

 飾り原稿用紙「波抹茶」は、きれいな波を打った外罫線が美しい雰囲気を醸し出しています。


緑色の罫線は、目に落ち着いた印象を与え、また自然な色合いなので、木々のいぶきをも感じさせます。この落ち着いた緑は、日本のわびさび文化を象徴するような色ではないかと思います。


ゆったりした時間の中で文字を書くことを楽しんでいただきたいと思います。

波抹茶の角と中程の外罫線

角のデザイン、用紙中程のデザインです。5行毎、5文字毎に、ちょっとだけ波が内側に出ているのがわかるでしょうか。

波抹茶の記入例

波抹茶に、落ち着いたダークグリーンのインクで記入してみた例です。インクは、ナガサワ文具センターさんの鈴蘭グリーンです。

(文字の汚さは、寛大な目でご覧ください)


緑色の落ち着いた罫線にダークグリーンのインクで書くと、さらに落ち着いた感じになります。文字が少しくらい崩れていても、それがかえって味のように感じられるようになるのではないでしょうか。穏やかな休日の夕方にゆっくりと思うことを書かれてはいかがでしょうか。


この例では、この飾り原稿用紙に対して当社代表が感じたことを書いています。緑は当社のコーポレイトカラーでもあるので、なんだかしっくりきます。

桃雲流

流れる雲を落ち着いた色で表現

 飾り原稿用紙「桃雲流」は、流れるような雲を表現した外罫線をやわらかな光が当たったような色で仕上げられています。


女性を意識したやわらかな色合いは、緑などとは違った別の落ち着きを与えます。


この色の罫線はなかなか市場では見られないのではないでしょうか。

桃雲流の角と中程の外罫線

角のデザイン、用紙中程のデザインです。5行毎、5文字毎に外罫線に出っ張りが見えますがわかりますか。

桃雲流の記入例

桃雲流に、オレンジのインクで記入してみた例です。インクは、ナガサワ文具センター様の垂水アプリコットです。

(文字の汚さは、寛大な目でご覧ください)


原稿用紙には珍しいと思いますが、横書きしてみました。上下対称ではないので、おもしろいバランスになっていますが、普通の原稿用紙では感じられないような色のコントラストを愉しめるのがこの飾り原稿用紙の良さではないでしょうか。


インクの色を愉しむために、罫線も愉しむというのは、これまでの原稿用紙にはなかった発想ではないでしょうか。楽しんで文字を書く、デジタルな時代にアナログな趣味で生活にアクセントをつけたいものです。

蔓葡萄

蔓を落ち着いたワインの色で表現

 飾り原稿用紙「蔓葡萄」は、赤ワインの色合いの罫線が落ち着いた雰囲気を出しています。


飾り罫は他の飾り原稿用紙よりも、さらに複雑な形状をしており、細かな葡萄柄、蔓が特徴です。ここまで凝ったデザインの原稿用紙はなかなかないでしょう。


色合いを楽しんでいただきたい原稿用紙です。

蔓葡萄の角と中程の外罫線

角のデザイン、用紙中程のデザインです。5行毎、5文字毎に罫線に、つるが飛び出したような区切りがついています。

蔓葡萄の記入例

蔓葡萄に、ブルーブラックのゲルインクボールペンで記入してみました。

(文字の汚さは、寛大な目でご覧ください)


意外と、コントラストがマッチしているという印象を持ちましたが、いかがでしょうか。万年筆で書くのが落ち着くといえば、そうかもしれませんが、結構、ゲルインクのボールペンも軽い気持ちの時には良いのかもしれませんね。書く内容があまり重くなければ、こういうものも悪くないかもしれません。


葡萄の色と合う、他の色も探してみたくなりました。皆様はどんな色がマッチすると思いますか。

港煉瓦

港に佇む、煉瓦倉庫をイメージして

飾り原稿用紙「港煉瓦」は、その名の通り、港に佇む煉瓦倉庫をイメージしてデザインされた新しい原稿用紙です。

 

飾りに使われている煉瓦のイメージは、その比率をJIS規格に合わせており、可能な限り、建築として正しいものに近づけるようデザインされています。また、煉瓦の積み方は、明治後半に使われた「イギリス積み」を採用しております。

この「港煉瓦」は、日本茶色普及協会の公認商品です。

茶色好きな方々に安心してお使いいただける商品となっております笑

港煉瓦の外罫線など

用紙のデザイン詳細です。5行毎、5文字毎に罫線に、煉瓦の区切りがついています。

港煉瓦の記入例

監修者の小日向京さんが記入されたものです。


インクの色も楽しめるようになっています。


味のある文字がきっと書けます。

碧翡翠

清流に棲む、カワセミをイメージして

飾り原稿用紙 「碧翡翠」は、

 

2016年 第25回 日本文具大賞 デザイン部門 グランプリ

 

を頂戴しました。

飾り原稿用紙「碧翡翠」は、清流に棲むカワセミをイメージしてデザインされた新しい原稿用紙です。

 

飾りに使われているカワセミは、当社が登記している東京都日野市の市鳥に登録されており、当社が青い製品を作る時にはカワセミを必ずいつか使おうと考えていたものです。また、日野市は清流を大切にすることを推奨しており、小学校でも今でも残る用水の学習をさせるなどされています。

碧翡翠の外罫線など

ストーリーとしては枝にとまっていたカワセミが、上に飛び立ち、清流にいる小魚を加えて清流から飛び立ったという感じです。

碧翡翠の記入例

※これらの情報は、2017/4/20現在のものです。